工作機械の販売を中心に、機械に必要な機器や工具、部品などの機械加工など、モノづくりに必要なさまざまな商品・技術を取り扱う「モノづくり総合商社」です。
主力事業である「工作機械」とは、「モノを作るための機械」のこと。皆さんが日常で使用されているスマートフォンやテレビ、冷蔵庫といった生活家電や、車や電車といった移動手段など、世の中にあふれているさまざまな製品をつくっている製品メーカーや、その製品に使用される部品づくりを担う部品メーカーは、他の会社で作られた機械を用いて、製品の生産を行っていることがほとんどなのです。そういった機械の専門家が工作機械メーカー。
エヌテックのお客様は製品メーカーや部品メーカー。要望を聞き、最適な工作機械を提案し、工作機械メーカーから機械を仕入れ、販売しています。

工作機械にもさまざまな種類があります。削る、穴をあける、切断する、曲げる、部品同士を組み合わせるといった加工から、レーザーや超音波を用いた加工。また1つの加工に特化した機械もあれば、複数の加工を行える機械も。エヌテックは、そういった数多くある工作機械のすべてを扱うことができ、また新品だけでなく、コストを抑えられる中古機械も扱えるなど、商材の幅の広さとノウハウが強みです。
もう一つの強みが、機械だけでなく加工も扱えること。例えば『鉄を削る』技術を持った会社があるとします。この会社が新しい製品をつくるために、自社ではできない『鉄を曲げる』必要が出てきたとき、エヌテックが自社のネットワークを通じ『鉄を曲げる』技術を持った別の会社とマッチングさせるのです。つまり、機械だけでなく「技術」もまたエヌテックの商材。モノづくりの総合商社として、さまざまなメーカーを支えています。

代表をはじめメンバーは30代中心。堅苦しい上下関係や過度な年功序列のなどの息苦しさはなく、フラットで風通しのいい雰囲気です。またお客様に対しても「売り込みだけの会話」ではなく、「近くまで来たので、寄りました！」とふらっとご挨拶にうかがったり、「最近ゴルフ行ってます？」「プロ野球見てますか？」などの雑談を通じて、なんでも相談していただけるような関係性づくりを大切にしています。部品メーカー・製品メーカーのお客様にとって、工作機械は自社の事業に大きな影響を与える心臓部。そんな大切な機械なので、機械そのものだけでなく、「誰から買うか」を大切にされる方は多いです。だからこそ、用件だけの間柄ではなく、人と人とのつながりを構築することが、この仕事には欠かせません。
機械商社だからと言って、機械の知識やモノづくりが好きじゃないとできないわけでは決してありません。実は、一人ひとりと深い信頼関係を持って、自分にしかできない仕事をしたい人に向いている仕事だと思います。逆に、人に興味がない、決められたことだけやっていたい、というタイプだと、この仕事の面白味が感じづらいかもしれません。